11月23日
新嘗祭の日でもあり、勤労感謝の日でもある本日、
毎日食べられること、お仕事があることに感謝しつつ
本日も畳造りに励んでおりました。
本日のお仕事は
少し前に御注文頂いていた
大淀町のお客様の6畳間×2部屋の畳張り替え工事です。
「年内なら、いつでもいいよ」
とのお言葉に甘えて、
少しお待ち頂き本日の施工となりました。
中山誠一さんの【風月・本間1番草】
品種は涼風、経糸は麻と綿糸の二本芯、通称・麻綿Wです。
今では新畳と言えば、このような畳床が主流となりましたが、
当時は、藁の畳床から建材の畳床への切り替わりの時期、
建材畳床が普及し始めた頃ですね。
使用する畳表は、関東間(五八間)サイズの畳表より
長くて上質なイ草で織られた関西間(本間)サイズの畳表。
有効幅が広く、上質な関西間(本間)サイズの畳表の
両端から2目ほど内側を使用して
美しく丈夫な畳へと仕上げてゆきます。
寸法のキツい所もあったので、畳の芯材の余分な所を裁断。
余分なところを切ってあげることで
畳がスッキリと納まるはずです。
お昼休憩もキャンセルで仕上げた甲斐もあり
暗くなるまでに畳は完成。
納品させて頂きました。
今回もお客様のご厚意により、お部屋に納めた畳の写真を掲載いたします。
30年以上使用した建材畳床でも、
畳の状態さえよければ、十分に張り替え工事できる!
って事をご確認下さい。
明日も引き続き、お隣のお部屋の畳替え。
コチラもキッチリ仕上げますので
どうぞ宜しくお願いいたします。。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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