7月16日
久しぶりの晴れ間でしたので、
本日は生駒市のお客様の所へ 仕上げていた新調畳を納品させて頂きました。
今回は カビが生えにくく管理のし易い
ダイケン健やか表(和紙の表面を樹脂でコーティングした物で織り上げた畳表)
を選んで頂いております。
ちなみに、カビは
①栄養 ②温度 ③湿度
の三つの要素が全て揃ったときに発生しやすくなります。
天然のイ草の場合、畳が新しい内(1年目~3年目位)は
畳表(ゴザ)に栄養があるので、
温度と湿度が揃う 梅雨の時期(6月~7月)や台風の発生する時期(9月~10月)に
カビが発生する確率が上がります。
4年目位からは 畳も茶色くなり 栄養素も少なくなるので、
梅雨の時期が来てもカビが生える事は極端に少なくなります。
また、
畳が青い1年目~3年目でも、気温の低い冬の時期はカビが生えにくく、
気温が高くても、砂漠のように湿気の無いところでもカビは生えにくくなります。
つまり、
①栄養 ②温度 ③湿度の3つの要素の内、
1つでも取り除いてやれば、畳にカビが生える事は極端に少なくなるのです。
畳が青く、畳に栄養がある1年目~3年目の
梅雨の時期や台風の時期だと、
除湿機やエアコンのドライを使い お部屋の湿気を取ってあげるか
クーラーで室内の温度を下げてやることで、カビの繁殖はある程度防ぐことが出来ます。
しかし、どちらも想像以上に手間と電気代が掛かるので、
今回選んで頂いたような
工業製品の畳表だと
【畳表に栄養が無い】+【樹脂コーティングなので湿気を吸わない】
ので、湿気が多く気温の高い時期でも 畳にカビが生える事は少なくなるので
畳を管理をする手間は大きく軽減されます。
畳縁は 今回初めて使う 高田織物・八千代シリーズの 青海波(せいがいは)
畳床は 藁を一切使っていない建材の畳床です。
仕上りは いつも通り。 今回も隙間無くバッチリ綺麗に仕上がりました。
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南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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