6月3日。
まずは大淀町にて
賃貸物件2件の表替えをお預りしてきました。
お部屋は18畳(6畳×3部屋)と8畳(6畳+1畳+1畳)です。
畳は新調の時から一度も替えていなかったので、
おそらく新築時の物でしょう。
大工さん?内装屋さん?
今となっては誰の仕業かは分かりませんが、
畳の下の至る所に折られた刃がイッパイでした。
折った刃をそのままにしておく業者も問題なのですが、
それを気にせずに
畳を敷ける畳屋の気持ちが理解できません。
同じ畳職人として悲しくなりますね。
もちろん、
このあとキレイに掃除をして、カッターの刃は処分しておきました。
続いて、下市町でリフォーム物件。
古畳を撤去です。
当店では、古い畳は業者さんにお願いして
産業廃棄物として適切に処分しております。
このように8等分に裁断され、産廃業者さんに回収して頂く訳です。
違法に山林などに捨てたりして
後からお客様にご迷惑をおかけする・・・なんて事は無いので、
ご安心くださいね。
コチラの物件は
来月には国産畳表を使った新調畳にて納品させて頂く予定であります。
そして
本日、最後の打ち合わせは
再び大淀町へ。
コチラのお客様は、昨日当店に御来店頂いたお客様です。
お話だけでは、表替えできるのか?新調畳に替えるべきなのか?
的確な判断が出来ないので、
一度畳を見せて頂く事に。
畳は、表面凸凹、ヘリぎわの肩下がり、厚みがバラバラ、隙間がガッツリ、
正直、状態としては決して良いものではありませんでした。
しかし、
柔らかい足ざわり、湿気の影響を受けず糸も切れていない畳床。
キッチリ手を加えてやれば、復活する余地はありそうです。
お客様とも相談をして、
今回は表替えでの施工に決定いたしました。
正直なところ、新調畳に替える方が仕事はずっと簡単です。
が!!
使えるものは使えるのです!!
少し手間を掛けてでも
お客様に
『 南たたみ店に頼んで良かったぁ~ 』
と思って頂けるよう、精一杯頑張ります。
お部屋も今の畳よりもずっとイイ感じに仕上げてみせますので、
期待して下さいね。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。