昨日の続きで6畳の縁なし畳を製作です。
畳表は昨日紹介した
熊本県産メセキ表を使用いたします。
6畳なので半畳12枚を市松敷きにして納める訳です。
縁なし畳の難しい所は、
何と言っても『い草の曲げ』なのです。
縁付きの畳で言う所の、『縁の部分』
縁を付けずにい草を曲げるのです。
通常、水を霧吹きなどで吹きかけ
い草を湿らせてから時間をかけて曲げるのですが、
中国産のい草などの粘りの無いパサパサの草だと
十分に注意しないと、曲げたい草の角が割れてしまう事があるのです。
他店ではい草を曲げやすくするために、
薬品を使っている所もあるみたいですが、
当店では水のみで曲げるので、
とても時間がかかります。
しかし、今回使用した熊本県産い草はしなやかで粘りも有り、
とても曲げやすく、い草の割れなどの心配も
ほとんど有りませんでした。
明日も縁なし畳の製作の続きです。
施主様より、敷き込み後の写真を使って良いと
了解を得られていますので、
後日、配達後に画像をアップいたします。