奈良の畳屋日記
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本日は一日製造でした。
4月11日。
まずは昨日に親父様が仕上げてくれた
床の間の薄縁から。

赤リュウビン表の大目に茶七宝柄の畳縁。
裏面にゴザを当てて縫い付け、
床の間に置くだけで良いように仕上げております。
こうする事で、釘やホッチキスで端を止めなくても良い訳です。
つまり、数年経っても釘やホッチキスの錆びが
表面に出る事が無いのであります。
次はこちら

青リュウビン表の小目に金七宝柄の畳縁。

こちらは上の写真のように
板に薄縁を縫い付けております。
この状態で床の間に埋め込む訳であります。
どちらも手縫いなので、とても時間と手間がかかります。
さて、本日私は一日中製作でした。
先日より取り掛かっている
36畳の新調畳の内、28畳。
安心・安全の熊本県産畳表、中村さんの『夕凪』麻綿Wと
建材畳床Ⅲ型の組み合わせ。
ようやく、残りあと畳縁の縫着8畳。
明日には完成の予定です。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせお待ちしております。
橿原市にて採寸・敷き込み・打ち合わせ3軒、と吉野町で古畳の引き上げ
4月10日。
本日も朝から大忙し。
まずは橿原市まで新調畳6畳の配達です。

工務店様の了解を得ていないので、
敷き込んだ画像は無しですが、
今回もキッチリ、バッチリ納まりました ♪
続いて同じく橿原市で採寸4畳半です。
が!
古い畳をめくり上げると、
床板のコンパネが湿気で腐りブヨブヨです。

なので、採寸は一時中断、
大工さんが床板を張り替えてからとなりました。
そして、四畳半の古畳を
橿原市の材料屋さんで処分してもらってから
急いでお店に戻り、
昨日に連絡をいただいていた建具屋さんの所まで。
『仕事先のお客様の所の床の間の薄縁を持って帰ったので、
新しく作り直してもらいたい』
との事なので、
持ち帰った薄縁を取りに行ってきました。
その持ち帰った薄縁がコチラ↓

長っ!!
畳2畳分の長さの薄縁です。
こちらは急遽入った予定外のお仕事。
2間の長さの薄縁を縫っている時間がないので、
今回ばかりは畳縁の縫着だけ、
助っ人に依頼して助けてもらう事にしました。
大急ぎで畳表と畳縁を裁断です。

そんなこんなで、あっという間に時間は13時過ぎ。
お昼ご飯も食べる間も無く、
次の現場、吉野町まで4畳の古畳の引き上げです。


古い畳をめくり上げ、床板を掃除です。
こちらのお部屋の畳は、すでに仕上がっている為、
土曜日に納める予定です。
そして、引き上げた古畳と、
先ほど裁断した
青リュウビン表と小紋の金七宝を持って、
またもや橿原市の材料屋さんまでGOです。
材料屋さんで、古畳と薄縁の材料を渡し、
次の現場、
同じく橿原市のお客様の所まで。
こちらは昨日にご注文頂いたお客様。
施工は梅雨明け良いとの事なのですが、
お客様のお話を聞いていると、
畳がブヨブヨするとの事。
もしや・・・?
と思ったので、
急遽、本日下見に行く事に。
そして、お客様の所に着き、畳をめくり上げると・・・

嫌な予感は残念ながら的中。
白蟻にヤラレテいました。
床板はボロボロ、畳が無ければ歩けないほどです。
こちらも大工さんが白蟻工事をしてからの施工になりました。
本日は外回りばかり、大忙しでした。
私が留守中、仕事場では親父様が
昨日に用意しておいた
床の間の薄縁を仕上げてくれていました。

外回りをして帰ってくると
仕事が1つ仕上がっている・・。
非常に有り難いですねぇ 感謝です。
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床の間、薄縁用の畳表
4月9日。
本日も昨日同様に新調畳の製作の続きでした。
製作は順調で、今週中には36畳すべてが仕上がりそうな感じです。
私、明日は1日中外回りの仕事なので、
その間に
親父様に頼んで、ご注文頂いている
床の間の薄縁を2枚仕上げてもらおうと思っております。
畳の製作は力仕事&立ち仕事なので、
70歳を超えた親父様にはチョイとキツイので
私が担当しているのですが、
薄縁は座って出来る仕事ですし、体力的にも負担は少ないので、
いつもお願いしている訳なんです。

1枚目は『赤リュウビン表』の大目・広幅です。
初めから、あえて黄金色に仕上げている特殊な畳表です。
耐久性はあまり無いので、
床の間専用の鑑賞用畳表と思って下さい。
ちなみに非常に高価な畳表なのです。
この赤リュウビンに付ける畳縁はこちら↓

茶七宝の紋縁です。
2枚目は『青リュウビン表』の小目・小幅です。

『赤リュウビンの大目』に比べて、
畳表の目の幅が少しせまいですね
(それでも普通の畳表よりは広いですが)
こちらの『青リュウビン表』に付ける畳縁はこちら↓

こちらは金七宝の紋縁です。
どちらも仕上がりが楽しみです ♪
一般的に青い畳表の方が高価なイメージがありますが、
床の間の薄縁に使用する『リュウビン表』に関しては
青いゴザよりも
日に焼けた感じの赤いゴザの方が高価なのです。
1枚目は裏打ちをして、
もう1枚は板張りにして仕上げる為、
製品を納めた時に『釘』や『ホッチキス』
などが表面に見えない(と、いうか使わない)仕様です。
2枚の薄縁共に、すべて手縫いで仕上げる為、
非常に時間と手間が掛かるのです。
が、
こうゆう所に時間と手間を掛けるのが
職人ってやつなんですよね。
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南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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入学式。
4月8日。
本日は上のチビの入学式。
早いもので、もう小学生です。
朝から少し大きい水色のランドセルを背負って
超ご機嫌です。
それに対して、
今までお姉ちゃんと一緒に幼稚園に通っていた下のチビ。
昨日・今日と2日続けて
『幼稚園に行きたくない!』
と朝から大泣き。
やはり一人は心細いようですね。
さて、お仕事の方ですが、
本日も昨日同様に新調畳の製作でした。
本日は夜から用事が入ったため、
7畳分を仕上げて、残業無しで早めに終了。
明日も引き続き
新調畳の製作です。
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古民家新調畳36畳の内、28畳の製作
4月7日。
本日より交通安全週間なので、
出勤前に街頭広報活動の為、出動してきました。
さて、本日も新調畳の製作です。
以前採寸した下市町の古民家リフォームの36畳、
そのうち、8畳は先週にに仕上げておりますので、
今日からは残り28畳の製作に取りかかります。
まずは使用する材料です。
先週仕上げた8畳はほとんど使わないお部屋なので、
施主様、棟梁と話し合った結果、
中国産メイシャン畳表を使用致しましたが、
今日から取り掛かる28畳は
熊本県産畳表を使用いたします ♪
使用するのは、中村正三さん親子が仕上げた
『夕凪』の本間サイズ、麻綿W
畳床は建材Ⅲ型を使用、
畳縁は無地の黒縁を使用いたします。
今週は配達や打ち合わせもあるので、
この28畳は今週内をめどに仕上げる事が出来れば・・
と思っております。
そして、本日も橿原市のお客様よりご注文をいただき、
当店、皆様方のおかげをもちまして、
大変忙しくさせて頂いております。
しかし、
いくら忙しくても、仕事の手は抜かず!
他店様よりは少し仕事が遅いかもしれませんが、
1畳1畳、
私の出来る限り気持ちを込めて
キッチリ丁寧に仕上げております。
お待ちしていただいているお客様。
私の出来る範囲で一生懸命頑張っておりますので、
誠に申し訳ありませんが
もうしばらくお待ち下さいね。
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南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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