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20日

高市郡高取町のお客様の表替え8畳の製作です。

4月20日。

 

本日より 高取町のお客様の

新調畳8畳と表替え8畳の製作に取り掛かります。

 

まずは 表替え8畳の製作から。


使用するのは写真右の畳表、

 

 

 

 


生産者は井上民雄さん  品種は【ひのみどり】 経糸は綿シングル 

本間(関西間)サイズの畳表です。

 

ちなみに、写真左は次に取り掛かる新調畳8畳に使用する畳表なんです。

 


畳表の裁断です。

 


お部屋のサイズは、少し変則的な大きさです。

なるべく仕上がりがキレイになるように畳表を裁断いたします。

「 仕上がりがキレイに? って どうゆうこと? 」

って 思われますよね?

つまりこうゆう事なんです。

 

 


切り落としたイ草の切れ端を 畳表の真ん中の方へ持って行くと 

完全に色が違うのが分かりますよね。

 

簡単に説明すると

畳表の両端は イ草の根っこの方にあたるので、

日の当たりにくい根っこの方は、イ草に葉緑素が少なく

どうしても色が白くなりがちなのです。

 

ちなみに、高級な長いイ草を使っておられた畳表ほど

端まで色が通ったキレイな畳表になるのであります。

 


今回の表替え 畳は、ひと昔前の建材畳床を使用しておりました。

縫い糸の幅の間隔が、今の畳床の2倍の広さ(粗さ)です。

 

 


1枚1枚、定規を当てて 畳床のヘタリ(裁断面の通り)などをチェックします。

 

 

 


写真の様に 畳床の裁断面が通っていない場合、

このまま施工すると、仕上がった畳は隙間が空いてしまうので

キッチリ修繕してから畳表を縫着いたします。

 

 

 

さてさて、

今回の表替え

少し施工に苦しんだ所がありました。

 


今回の畳、8枚の内2枚の畳が写真の様になっているのです。

 


前に畳を納めた業者さん、 仕上り寸法がイマイチで

畳に隙間が出来た為

現場にて無理やり畳床をこじ出し 一時的に隙間を直して その場をしのいだのでしょう。

 

畳を引き上げる際に

現場で気が付けば良いのですが、

今回は残念ながら 見抜けませんでした・・・

 

このように畳床を崩してしまうと、

次に表替えをする畳屋さんは、正確な寸法が分からなくなる為

非常に苦労するのです。

 


他の畳の寸法から

出来るだけ 正確な寸法を導き

畳の隙間を修繕しておきました。

 

苦労しながらも、なんとか8畳分の畳表の縫着を完了。

 

隙間無くキレイに納まると良いのですが・・・。

 

さて、

明日は表替えを仕上げ、新調畳の製作に取り掛かります。

 

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