１１月３０日。
問屋さんより材料が届きました。
次の仕事で使うワラの畳床
全２６畳の内８畳分が届きました。
今回使用するワラ床は、奈良県産の稲わらを使用した物。
ちなみに、当店が使用するワラの畳床は、
関西圏より西で取れたワラを使って作られた物のみです。
ちなみに、コチラが裏面。
お客様の御希望により、防虫紙などは使用しないで
昔ながらのワラの畳床にしてほしいとの事でした。
施工は今週中頃から開始です。
続いて本日の製作。
先日採寸してきた
下市町のお客様の４畳半の新調畳。
お部屋の真ん中が堀コタツなので、畳は４枚です。
今回使用するのは、中国産畳表です。
畳の仕事に携わっていない限り
この畳表が中国産だと分かる人はあまりいないでしょう。
当店では、必ず使用する畳表の産地を
お客様に報告・確認した上で施工に取り掛かるのですが、
畳屋さんによっては、
一切説明しない方もいます。
Ａ・１００００円
Ｂ・１５０００円
Ｃ・２００００円
という価格設定があったと仮定します。
お客様は高い物だと国産品だろう・・と思い
Ｃの価格でお願いして
国産畳表を入れてもらった と思っていても
実際は、Ａ・Ｂ・Ｃすべてが中国産だった・・・
なんて事もよくある話です。
畳を替える時には、
使用材料などについて
出来るだけこまめに説明し、お客様と取り決めた品物で施工してくれる
良心的な業者を選びましょう。
また、値引きについても
真面目に頑張っている畳屋さんなら
畳の価格を考える時に、仕入れ値や技術料など
考えに考え抜いて、ギリギリの価格設定をしているはずです。
お部屋にキッチリ隙間無く敷き詰める畳は
基本的に１枚１枚がすべて違う寸法のオーダーメイドなのです。
大量生産できる既製品じゃあるまいし、
『 年末の今だけ〇割引き!! 』
『 通常〇円が先着〇名様に限り・・・』
なんて事が簡単に出来るって・・・
どうなんでしょうね？
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市２３４５番地
０７４７－５２－９６９６
お問い合わせ、お待ちしております。