５月８日。
本日も昨日と同様に
香芝市の賃貸物件の表替えの施工をしていました。
畳の仕事について、知って頂きたい事があるので、
本日はその事について少し書いてみる事にします。
施工中の表替えです。
今回の畳は、以前に一度表替えをしているようなのですが、
見て頂きたいのは
前回に仕事をした畳屋さんの仕事です。
まず表替えをする際に、古い縫着糸を切るのに
畳床の裏のシートまで一緒に切っているので、
畳の裏がボロボロになっております。
糸の切り方。
ほんの少しの手間で畳床の寿命は大きく変わるのですが・・・。
どうやら前の畳屋さんには、そのような気遣いは無いようです。
つづいて古い畳縁を外していたのですが・・・
包丁で糸を切っていると、
『ガリッ』 っと・・・
機械の調子が悪かったのでしょうか？
ホッチキスで畳縁を止めておりました。
そして、一番大変だったのが、畳の寸法調整でした。
上の写真の畳ですが、
畳表の幅の寸法を畳床の寸法より狭く裁断しています。
多くの畳屋さんは、数ミリの隙間も作らないように努力しているのですが、
この様な仕事を見る限り、
この畳を施工した業者さんは、そうではないようです。
この様な施工だと畳の角は丸くなり、
お部屋に納めた感じもスッキリしません。
このお部屋の畳も隙間だらけだったので、
調整するだけで、とても時間が掛かりました。
これから畳替えを・・・と思っている皆様、
業者はしっかりと選びましょう。
安いから・・・と、値段だけで選んでしまうと
イイ事は１つも事はありませんよ。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市２３４５番地
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