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11月

打ち合わせ、表替えにと大忙しでした。

11月30日、とうとう11月も終わりです。
本日は朝から、大淀町、御所市、また大淀町、と3件の打ち合わせでした。

気が付けば昨日お預かりした表替えが全然進んでません。
そんな訳で、本日も残業でした。

畳縁の縫着

残業の甲斐も有り、
なんとか明日には配達が出来そうです。

帰りに愛車の軽トラに乗り込むと
フロントガラスが凍り付いていました。
どおりで寒いわけです。

寒さに負けず明日もお仕事頑張ります。

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『ひのさらさ麻W』を使った新調畳の配達と大淀町での表替え

11月29日、本日は以前に仕上げていた
本間サイズ、『ひのさらさ』麻Wを使った新調畳の配達でした。

熊本畳表『ひのさらさ』

お客様の所に到着し、早速敷き込みです。

いつもながら、私が古い畳をめくり上げ、嫁様が床板掃除です。

床板掃除

いつもお部屋の隅々まで掃除をしてから
新しい畳を納めています。

『ひのさらさ』を使った新調畳6畳

今回も隙間なく、ピッタリ、バッチリ納まりました。

さて、なかなか使う機会の無い『ひのさらさ』の感想ですが、
さすが、本間サイズの『ひのさらさ』クラスにになると畳表の美しさが違います。
逆に言えば美しすぎて味がない。
何と言うか、私の知っている畳屋さんも言っていたのですが、
建材畳表のようにノッペリしている・・・。
畳表が素晴らしいのは、とても良い事なのですが、
美しすぎて物足りない。完璧すぎて何か面白くない。
そんな感じがしました。
耐久性の方ですが、本間サイズ(ここが大事)の
『ひのさくら』『ひのさらさ』クラスになると、
『ひのみどり』系のイ草の中でも別格に良いと思っておりますので
問題ないでしょう。

まぁ、何だかんだで、とても良い畳表ですね。

さて、お昼からは隣町の大淀町で表替えのお預かりです。

座敷8畳
新調畳を依頼され、以前、一度採寸までしたのですが、
表替えで十分にいけるのでお客様に表替えをお勧めした畳です。

まずは隙間のチェックです。
畳の隙間

畳の隙間のチェック

結構隙間が空いていたので、出来る限り綺麗に埋めてみます。
隙間をチェックした後で畳をめくり上げ、床板掃除です。

座敷の床板掃除
お昼からは親父様に一緒に付いて来ていただきました。
今回も私が畳を上げて、親父様に床板を掃除していただきました。
誰かに付いて来てもらい、掃除などを手伝ってもらうだけでも
1人の時より、かなり作業がはかどります。
忙しい時ならなおさらですね。

モチロン、お部屋の隅から隅まで綺麗にしておきました。

今回の畳は施主様がお部屋を使っていない事もあり、
1晩か2晩は預かっても良いとの事でした。

コチラには昨日に用意した
熊本畳表、中村さんの『ひのはるか』を使用します。
畳縁は無地の黒縁です。

お部屋が生まれ変わるのが今から想像できます。
また報告しますので、お楽しみに。

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熊本ブランド畳表 『ひのはるか』

11月28日、急に冷え込んできました。
天気もスッキリせず、表替えをお預かりしようにも、
いつ降り出すかわからないような感じです。

そんな訳で、表替えは明日にして、本日は事務仕事&明日の準備です。

コチラが明日、隣町の大淀町でお預かりする予定の表替えに使用する畳表です。

熊本ブランド畳表、ひのはるか

中村正三さんの『ひのはるか』
いつもおなじみの 中村正三さん(正確には中村さん親子?)が生産した
『ひのはるか』の麻綿W、本間サイズです。

いつもは『夕凪』を多用している当店なのですが、
今年は『ひのはるか』が例年よりも生育が良いと聞いたので、
一度仕入れてみた次第です。

さて感想はと言うと・・・。

イイですね。

『ひのはるか』独特のフニャフニャ感があまり無く、
い草の実入りも良く、裏毛まで実が詰まり、立てててもイ草が切れません。
『ひのはるか』の裏毛
実入りが悪いと、い草を立てた時、
上の写真では折れ曲がっている部分で切れてしまいます。

どんなイ草にも言えますが、
『実入りが良い=耐久性が良い』となるのです。

生育が良かった(イ草が長く育った)ので、
『根白』が多く見られがちな今年のイ草ですが、
(い草が長いと根元まで日が当たらず根の方が白くなります。
根白が多いと畳表の端の方が白く見える訳です)

い草の裏毛
コチラの通り、端までキレイですよ。

さすが当店が長年お世話になっている問屋さん、
良い畳表を仕入れてくれます。

そんな訳で、明日の座敷8畳の表替えには
この『ひのはるか』を使用してみます。
仕上がりをお楽しみに。

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3種類の畳縁

11月27日、本日も一日中製作でした。

忙しい中にも少し余裕があり、朝は久しぶりにチビ達と幼稚園へ通園でした。
仕事場から歩いて10分位の所に幼稚園があるのですが、
下のチビは仕事場からずっと抱っこの要求でして、
朝っぱらから幼稚園までの坂道を
チビをおんぶして、一汗かいてきました。

さて、昨日の続きの熊本畳表、
松永さんの夕凪を使用した新調畳の畳縁の縫着です。

畳縁
昨日、在庫切れだった畳縁を問屋さんが届けてくれたので、
早速、縫着開始です。

畳縁の縫着

ソンナコンナで3部屋とも無事仕上りました。
こちらです。

3種類の畳縁を付けた畳

コチラの畳は12月中頃の配達予定です。
配達までのしばらくの間、日焼けと埃が被らないように
明日の朝、しかっり養生しておきます。

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チョコバット。

11月26日、本日は外回りが無く、1日製造でした。

昨日の続き、松永さんの夕凪を使った新調畳16,5畳。

6畳、6畳、四畳半なんですが、畳縁が3部屋それぞれ違います。

まずは四畳半のお部屋。

茶色の畳縁
茶色系の畳縁です。

次に居間の6畳
ブルーの畳縁
四畳半と同じ柄の色違い。コチラは青色系の畳縁。

次に仏間の6畳の畳縁ですが・・・、コチラは在庫切れの為、
明日に問屋さんが持って来てくれます。

本日はチビ達が起きているうちに帰れそうです。

日曜日に私と嫁が配達に行っている間に
仕事場でチビ達2人が、嫁様が差し入れてくれた私のおやつの
『チョコバット』を見つけて

そっと黙って食べようとする下のチビに、上のチビが
『お父さんのおやつやから勝手に食べたらアカン』
と言い聞かせ、普段あまり言う事を聞かない下のチビが、
お姉ちゃんの言うことを、しっかり守って我慢していた。

と言う話を、子守を頼んでいた母から聞いたので、
今日はお土産に『チョコバット』を1本ずつ持って帰ってあげる事にしました。

チョコバット

嫁様に怒られると思いきや、晩ごはんの後に何のお咎めもなく
2人仲良く食べていました。
良かったね。

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キッチリした仕事の大切さを感じました。

11月25日、有り難い事に、本日も製造、打ち合わせと大忙しです。

先日、以前新調畳を納めさせていただいたお客様の紹介で
当店に立ち寄っていただいたお客様のお話です。

お客様は『ワラの本床』を指定され、年内に納めてほしいとの事。
枚数は20畳、新調畳です。
しかし、すべてワラの畳床となると、当店が指名している畳床屋さんでは
12月中頃以降にしか入荷出来ないとの事。
年末ギリギリの仕事になります。
ワラの畳床を作るのも大変な仕事です。
年末の忙しい時に、畳床職人さんを急がせてワラ床を作ってもらっても、
良い畳床が出来るかどうか?
畳の製造にしても建材畳床を使うよりも何倍も時間がかかります。
長い間、当店の畳をお待ちいただいている他のお客様もいます。
考えた末に、年内のお仕事ならば新調畳で20畳は
当店では出来ないとお断りする事にしました。

お仕事を断るのはつらい事ですが、
自分が出来る仕事量には限りがあります。
仕事だけ受けて下請けの畳屋さんにお願いする事も出来ますが、
当店を指名していただいている以上、
出来る限りは自分で施工するというのが私の考えなので

今回はお断りをする事に。

当たり前の事ですが、電話でお断りするのは失礼なので、
お宅まで直接行ってきました。

私の考えを伝え、他店を当たってみて下さいとお願いすると
お客様は
『〇〇さんから兄ちゃんはキッチリした仕事をするって聞いてるから来年まで待つわ』
との事。

有り難いお言葉です。まさに職人冥利につきます。
お客様も新しい畳で新年を迎えたいはずなのに、
私の仕事を来年までお待ちいただける・・・。

普段、キッチリした仕事をする事の大切さを改めて感じました。

ソンナコンナで、本日も気持ちを引き締め直して残業です。

松永さんの夕凪
松永和雄さんの『夕凪』を使用した新調畳16,5畳です。

熊本畳表 夕凪
本間サイズの切り物(1畳の大きさに産地で切って来る畳表)の畳表を
五八サイズで使用するので、こんなにも余ってしまいます。
モチロン仕入値は本間サイズの方が高い訳で・・・
とても贅沢というか、何というか・・・
良い製品に仕上げるためには仕方ありません。

畳表の縫着
い草の通りが真っ直ぐになるよう、丁寧に畳表を張ってから
縫着します。

製作途中の畳
本日は21時半まで残業。
12畳分畳表を張り、縫着しました。

明日は残り四畳半の畳表を張り、仕上げの工程に掛かります。

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吉野町まで表替え8畳を配達です。

11月24日、昨日の続きで表替えの畳縁の縫着からスタートでした。

無地の茶縁
使用したのは無地の茶縁です。

畳縁の縫着
いつも通り縫っていきます。

ワラ床の厚み調整
藁の畳床なので厚みを調整しながら畳縁を綴じて行きます。

お昼前にはすべて仕上がり、午後からは配達に出発。

畳を積んだ軽トラ
天気も良く絶好の配達日和でした。

さて、畳の仕上がりですが・・・

表替え前の8畳の和室

夕凪を使った8畳居間の表替え後
新築当時から奥様が気になっていた
畳の段差も無くなり、隙間も埋まり、バッチリ仕上がりました。
1晩お預かりをして、時間をかけて仕上げた甲斐がありました。

さて、明日からは先日用意していた
松永さんの『夕凪』麻綿Wを使用した新調畳16,5畳にとりかかります。
千丁、松永さんの夕凪 麻綿W

11月も残り1週間となりました。
お待ちいただいているお客様の為にも、
急ぎつつも、キッチリ丁寧な仕事を心掛けていきます。

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赤星さんの夕凪を使った表替え。

11月23日、本日は天気も良く、予定通り8畳の表替えを行いました。

表替え前の8畳の和室
施主様のお話では畳を入れてまだ10年チョットしか経っていないそうです。
本来ならば、まだ十分に使えるはずなのですが・・・

擦り切れた畳表

擦り切れた畳の角
畳の角の部分だけが、ほとんどの畳で擦り切れてしまっていました。
畳表は国産の畳表で、畳の角以外はほとんど擦り切れておりませんでした。

畳の框(カマチ)の部分と縁の部分の高さが同じでないので
上がっている框の部分だけがすり減ってしまう訳ですね。
いくら良い材料を使っていても、施工の仕方が悪いと
畳の寿命は短くなってしまう典型的な例です。

今回もいつも通り、隙間をチェックした後、
畳をめくり上げ床板掃除をしておきました。
床板掃除後の和室
箪笥が2竿ありましたが、中を出す事も無く簡単に移動しておきました。

今回は厚み調整に時間がかかりそう&気になる足ざわりがあったので、
一晩お預かりする事にしました。

さて帰宅後は早速施工開始です。
熊本畳表、赤星さんの夕凪

イ草農家、赤星さん
使用する畳表は、熊本県産 火の国みやはら表、『夕凪』の1番草。
生産者は赤星睦生さん親子です。
とても質の良い畳表で、い草が硬く、織りにくい夕凪を
とても上手に織り上げております。

施工の方はと言いますと、
ワラボード畳床
畳床は稲わらの間に建材ボードを挟んだワラボード畳床でした。
比較的、床ムラの出にくい畳床ですが、
念の為に1枚1枚厚みをチェックして調整していきます。

現場で足ざわりが気になった所ですが、
切れた床糸
2か所畳床の糸が切れておりました。
モチロン修繕をしておきます。
切れた床糸の修繕

予想通り修繕と厚み調整に時間がかかり、
今夜も23時過ぎまで残業でした。

残業の甲斐も有り、明日のお昼には仕上げて配達が出来そうです。

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松永さんの夕凪。麻綿W

11月22日、本日は次に取り掛かる新調畳の畳表の用意です。

千丁、松永さんの夕凪 麻綿W
熊本県産畳表、『夕凪』麻綿Wです。
生産者は、松永和雄さんです。

今回も本間サイズを五八サイズに落として使います。
6畳、6畳、4畳半、の16,5畳です。
畳床は建材Ⅲ型を使用します。

この畳の製作は来週初めから行う予定です。

明日は吉野町で表替え8畳です。
下見&打ち合わせの時に現在入っている畳の
施工の悪さを確認しておりますので、
修繕の為に1晩お預かりする予定です。
どのような状態なのかは明日の日記で報告いたします。

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夕凪を使った表替え

11月21日、昨日納めさせて頂いたお宅の
若奥様のご実家の畳の表替えです。

使用するのは、昨日と同じ熊本県産畳表、『夕凪』の麻綿W
生産者は中村正三さん。
今回も本間サイズを五八サイズに落として使用しました。
中村さんの夕凪

畳表の経糸
真ん中に見える藍色の麻糸が熊本県産畳表の県証糸です。

さて本日の現場の畳ですが、前回納めていた畳屋さんの施工がとても良く、
隙間も殆ど無し、施工も後で表替えをする事を考えてキッチリしてありました。
当店も負けないよう、キッチリ施工させていただきました。

畳をめくり上げて床板掃除です。
畳の下の床板掃除
部屋の隅々までキッチリ掃除です。
なかなか掃除をする事が無い所なので、丁寧に掃除をするよう心がけております。

持ち帰り、施工開始です。
先ほど書いた通り、前回の畳店さんがキレイな仕事をしてたので、
サクサク仕事が進みました。
モチロン施工は手を抜かず、キッチリですよ。

今回選んでいただいた畳縁はコチラ。
菱柄の畳縁

畳縁の縫着
お客様に少しでも気持ち良く畳をお使いいただけるように、
畳縁を縫着するまでに畳表の掃除は済ませております。

本日は畳を1晩預かるお約束だったので、朝も少し遅めにお預かりしたのですが、
夕方までに仕上がりました。
そんな訳でお日様が出ている間に配達です。

では、ビフォアー&アフターをご覧ください。
表替え前の和室

表替え後の和室
今回もキレイに納まり、施主様とお話をしていると
奥様のとても素晴らしい趣味を教えていただきました。
フランス刺繍
何気なくテーブルの上にあったのですが、
これすべて奥様の手縫いの作品らしく、
たしか『フランス刺繍』とおっしゃっていました。
この他にも素晴らしい作品がたくさんあり、
とても素人の方の作品とは思えないものばかりでした。

刺繍と畳とを比べる事は出来ませんが、
キッチリ繊細な仕事が、職人としてとても勉強になり刺激になりました。

世の中には自分が知らないだけで
すごい人がたくさんいる事を再確認し、
私もいつかそのように思われる人になれるよう、精進せねばと思いました。

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